2012.09.05

半月板損傷 その2

この3か月膝を使う動きを自粛していたところ、調子がすこぶる良い。

7月の合宿の際には、ひどい痛みだったのだが、8月の後半はみるみるうちに回復していっているように感じられた。

このままいけば、12月のハーフマラソンも無理ではない。そう感じていた。

しかしやはり、医者から手術を宣告された膝はそんな単純なものではなかったようで、この2、3日は以前に増して痛みがひどくなってきている。

こうなると面白いもので、ちょっとした動作や運動をするだけで、いかに膝がそれぞれの動きで大切な位置を占めているのかがわかる。

早い話、何をしても膝が痛むのである。

膝の痛みは、上り坂よりも下り坂の方がきつい。自分では下り坂とは気づかないような緩い坂道を、膝の痛みが「ここは下り坂ですよ」と教えてくれて初めて、そうであったのかと知る。

なんにも膝と関係ないような裏の捌きを行っていても、膝の痛みで全体の動きの関連性を再認識させられる。

合掌合蹠はもちろん、三拍子、肩立ちに至る足上げ、開脚、中足立ちほかの各体位法や各立ち方に至るまで、ほとんどの動きに膝が重要な位置を占めてることを感じさせられるのである。

とはいえ面白がってばかりもいられない。12月までもうそんなに残されていない。なんとかしなければ。

ということで、まずは少しでも負担をやわらげるために減量を開始することにした。

さて、うまくいくのやら。